瀬戸市が事務局として運営する公的な支援機関

産業支援センターせと
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相談事例

補助金活用

自動化設備の増設に伴う新工場建設

株式会社丸ウ製陶所

 ㈱丸ウ製陶所は地元密着企業でありながら、主力製品である繊維機械用セラミックガイドの分野において、その圧倒的な品質の高さで、日本国内のみならず世界の名だたる繊維機械メーカー、化繊メーカーが製品を採用する、世界でも名の知れた存在です。
 金型を全て自社で製作するほか、製造の自動化にも早くから取り組み、産業用ロボットが150台以上稼働しています。それら専用設備の多くは、設計、製作、制御プログラムの作成まで全てを自社で行っています。
 近年、ファインセラミックスに寄せられる市場の期待は高まっており、繊維機械用ガイドのみならず、医療用などの新しい分野にも取り組んでいます。

 産業支援センターせとでは様々な技術に知見を持つコーディネーターが技術相談に応じております。
 ㈱丸ウ製陶所では、繊維機械部品や医療機器の受注増に対応するため、製造の自動化をこれまで以上に加速させる必要がありましたが、製造の自動化には数十年前から取り組んで来たため、工場内は既に数々の設備がひしめき合っている状態でした。


 そこで、新たな設備、ロボットを増設するための新工場(南館)の建設を計画するに至りました。
 産業支援センターせとは、この事業拡張の相談を受け、瀬戸市との連携を図り、瀬戸市立地促進奨励金及び瀬戸市雇用促進奨励金の支援を受けるよう紹介し、指定・交付まで漕ぎつけました。


 新工場(南館)では現在、射出成型機、NC加工機を中心とした80台以上の設備が稼働中です。生産能力向上により、これまで以上の受注に対応可能となりました。


 来るべき将来を見据え、今後も自動化の更なる推進、設備の増設、増強を続けます。

このように産業支援センターせとではいろいろなニーズにあわせた補助金を紹介いたしますので、ご相談ください。

■企業ホームページ
 http://maru-u.com/

 

 

担当コーディネーター

今井 修

技術支援

今井 修

セラミックスの材料技術・生産技術に関する知識を活かし、中小企業・小規模事業者様の技術問題の解決及び新技術の開発等を支援します。

相談日隔週火曜日
得意分野セラミックスの材料技術、生産技術、ナノテク技術
経歴等大手セラミックメーカー、JFCC(一般財団法人ファインセラミックスセンター)出身

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