瀬戸市が事務局として運営する公的な支援機関

産業支援センターせと
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相談事例

補助金

新たな販路を求めて―展示会への出展

株式会社成田製陶所

 多くの方に愛されている大手ファーストフードチェーンで作られるハンバーガー。いつでも美味しくパティを焼き上げるにはグリドルが必要です。グリドルの調理面全体に熱を均等に伝えるために成田製陶所のセラミックプレートが熱の発生源(ガスバーナー)として使われています。いつ食べても美味しいハンバーガーにも成田製陶所のセラミック・燃焼技術が使われています。
 長年に亘って培ってきた「熱」の技術によって、製造業を中心とした様々なお客様にご愛顧いただいております。熟練の技術を柔軟に活かした製品を手がけることで、日本のモノづくりに貢献し続けたいと考えております。

 産業支援センターせとでは様々な技術に知見を持つコーディネーターが技術相談に応じております。

 

 世界的にサスティナブルな社会を目指す動きが加速する中、㈱成田製陶所では、来るべきカーボンニュートラル社会、脱炭素社会に向けて、自社が有する水素燃焼技術、省エネ技術の新たな可能性を追求し、発信するとともに、ビジネスチャンス拡大を求めて、「国際工業炉・関連機器展(サーモテック)」への出展を計画致しました。また、今回の展示会は、多種多様なニーズを直接入手するための貴重な機会であり、説明員として営業部員をあてることで、さまざまな要求にスピーディに対応できる体制で臨めるよう立案致しました。

 

 産業支援センターせとは、この展示会出展の相談を受け、出展料を補助できる、瀬戸市展示会等出展事業補助金の支援をご案内しました。

 

 展示会出展により、既存のお客様に対して、大変良いアピールの機会となったのは勿論のことですが、多数の新規お客様との接点を持つことができたのは有益でした。また、水素燃焼や省エネ技術に対する関心の高さと、取組むべき方向性が正しいことを改めて実感することができました。

 

 このように産業支援センターせとでは展示会のみならず、いろいろなニーズにあわせた補助金を紹介いたしますので、ご相談ください。

 

 

担当コーディネーター

今井 修

技術支援

今井 修

セラミックスの材料技術・生産技術に関する知識を活かし、中小企業・小規模事業者様の技術問題の解決及び新技術の開発等を支援します。

相談日隔週火曜日
得意分野セラミックスの材料技術、生産技術、ナノテク技術
経歴等大手セラミックメーカー、JFCC(一般財団法人ファインセラミックスセンター)出身

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