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瀬戸製土株式会社

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世界初の新素材による低温焼成磁器粘土と陶磁器業界の環境対策に貢献する新窯業素材の開発

低温焼成磁器粘土、バイオマス粘土「アイコーン」の製造・開発など地場産業の伝統と新しい技術を組み合わせ安心・安全な社会や暮らしに貢献する窯業メーカーです。
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低温焼成磁器粘土、バイオマス粘土「アイコーン」の製造・開発など地場産業の伝統と新しい技術を組み合わせ安心・安全な社会や暮らしに貢献する窯業メーカーです。

主な製品・サービスの内容

窯業原料の製造・販売

【世界初の新素材による粘土】低温焼成磁器粘土と製品

磁器は1300℃で焼きますが地球温暖化対策にむけて開発した新素材による粘土は1050℃~1100℃で焼き上がります。

低温で焼くことにより燃料費を約36%削減、焼成時間を節約する事ができ、燃料を燃やすことにより生じる二酸化炭素の発生を大幅に減らすことで低炭素社会への貢献ができます。
また低炭素社会に向けて導入が検討されているカーボンフットプリントに即時に対応できる商品です。

低温で焼くと弱くて割れやすいイメージがありますが従来の磁器製品と比べて1.4倍程強度が増しています。

磁器では彩りを表現する為に上絵付けをしますが、使われる絵具に鉛・カドミウムなどの有害物質を含むものが多くあり社会的に問題になりますが、すべての絵柄が下絵付けの(釉薬の下に絵を描く事が出来る)ためこれらの有害物質が溶出することがありません。

多彩な色彩表現は世界初!そして安全・安心です。

産地の伝統的技術や資源を活用した新しい窯業原料の開発

地元の陶磁器産業の技術を活用し、バイオマス陶磁器素材「アイコーン」を開発しました。「アイコーン」は、ポリ乳酸、廃貝殻、カオリンの3種の天然由来成分を複合化して製造されており、軽量、丈夫で、耐熱性もありリサイクル可能です。しかも従来技法と比較して製品の製造過程で排出される温室効果ガスを80%削減します。

陶磁器業界に新たな活路を提供する新素材

「アイコーン」製品は、現在地元で行われている一般的な窯業技法で製造できることから、陶磁器の新しい製品カテゴリーの開発を可能にし、地場産地に新たな活路を提供しています。「アイコーン」製品は、「愛・地球博」で食器や記念品として、また洞爺湖サミットのプレスセンターでも利用されました。

持続可能な『資源循環型社会』に貢献

地元産の硅砂を100%使用し、独自技術で抗菌剤を吹付けた抗菌砂「さぁあそぼ」は、小さな子供たちの遊び場環境に安全安心を提供します。また、現在、陶磁器業界最大の課題である温室効果ガス削減に一層貢献するべく、より低温で焼成可能な陶磁器用粘土も開発中です。大地の恩恵を受けた陶磁器業界の一員として、限られた資源を大切に伝統技術の継承と新しい環境技術やリサイクルシステムを組み合わせることで、今後も資源循環型社会の構築を目指します。

主な受賞歴

・第15回資源循環型ものづくりシンポジウム事例研究発表会にて(財)科学技術交流財団理事長賞を受賞
 「低温焼成磁器粘土の開発」
・2009元気なモノ作り中小企業300社選定【中小企業庁】
・2008愛知環境賞 名古屋市長賞
・平成19年度第1回新連携計画認定【中部経済産業局】

アクセス

会社情報

住所〒489-0914
瀬戸市孫田町49
TEL0561-82-3706
FAX0561-83-8825
URLhttp://setoseido.co.jp/
Emailseido@gctv.ne.jp

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