私たちテクノエイトは、豊田鉄工株式会社のグループ企業として自動車部品を開発・製造・販売しているTier１メーカーです。2018年に設立70周年を迎えた当社の最大の強みは長年に渡り培った高度なアルミ加工技術。アルミは非常に軽い金属で、重量は鉄のわずか1/3。また鉄に比べて伸縮性の低いアルミは加工が非常に難しく、ボデー部品のプレス加工に対応できるメーカーは当社を含めほんの数社しかありません。私たちが製造したアルミ部品は多くの自動車の軽量化、ひいては燃費や安定性などの性能向上に貢献しており、古くからアルミ加工に着目し技術を追求してきたことが現在の「アルミといえばテクノエイト」という確固たる地位に繋がっています。希少なアルミ部品メーカーとして自動車の軽量化に貢献し続けてきた当社ですが、決して現状に満足せずその歩みを止めることはありません。アルミに続く2本目の柱として取り組んでいるのが高張力鋼板(ハイテン材)の加工。高張力鋼板は従来の鉄よりも強度の高い鋼材で、強度を保ったまま板厚を薄くできることでさらなる軽量化を実現できます。当社は親会社である豊田鉄工と連携して新工場を建設し、2023年からついに稼働が始まりました。このように長年に渡るトヨテツグループの強固な信頼関係により常に自動車産業の最先端に携わっていることは当社のもう一つの大きな強みであると同時に、技術者たちにとって非常に刺激的な環境であるといえます。